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クレベルvsシェイドゥラエフの結果と感想・試合内容【RIZIN男祭り】

クレベルvsシェイドラエフの結果と感想・試合内容【RIZIN男祭り】

大注目のフェザー級タイトルマッチ!

クレベル対シェイドラエフ

柔術の鬼神が極めてしまうのか、底の見えないシェイドラエフがフィジカルを活かして圧倒してしまうのか、注目の一戦が行われましたが、衝撃の1R決着となりました。

この記事ではそんな注目の一戦を振り返っていきます。

試合前の予想はこちら↓
クレベルvsシェイドラエフの試合前予想

目次

ヒロヤvs篠塚辰樹の試合結果

勝者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
結果KO
決まり手右フック
試合時間1R 1分2秒

右ストレートからの右フックでKO勝利!

クレベルvsシェイドラエフの試合展開

それでは試合展開を振り返っていきます。

クレベル選手がガードを固めながら前に出て、ローキックや前蹴りでけん制します。シェイドラエフ選手は冷静に距離を測りながら、ジャブやパンチのコンビネーションを放ちます。

パンチの連打でクレベル選手をロープ際に追い込むと、ローキックに合わせたワンツーを放ち、右ストレートが顔面を捕らえます。シェイドラエフ選手はこの隙を見逃さず、そのまま右フックで追撃し、KO勝利を手にしました!

勝敗のポイントはスタンドの圧力差

両者良い立ち上がりを見せましたが、スタンドの圧力の差がそのまま勝敗を分ける形になりました。

クレベル選手はいつも通り蹴りで試合を組み立てましたが、戦前の予想以上に前に出ることができ、動きとしてはかなり良かったと思います。一方のシェイドラエフ選手は想像通りの動きで、常に危険な攻撃を繰り出していました。

勝敗を分けたポイントはまさにここで、クレベル選手が距離を測る攻撃を中心に組み立てる中、シェイドラエフ選手は相手を仕留める攻撃を織り交ぜながら打撃を放っていました。

そのため、クレベル選手は相手の打撃に怖さを感じることになりますが、シェイドラエフ選手は怖さを感じずどんどんやりたい攻撃を仕掛けることができました。

結果的に、クレベル選手のローに合わせてワンツーで前にでることができ、クリーンヒットを生む形につながりました。

シェイドラエフ選手が強すぎる

RIZINでも強豪4人と戦ったシェイドラエフ選手ですが、いまだに底が見えません。今回も打撃とフィジカルで圧倒的な強さを見せており、1Rで仕留めてしまいました。

UFC入りの声も聞こえてきますが、個人的にはRIZINフェザー級の絶対王者として君臨し続けて欲しいです!

この選手に多くの選手が挑んでいき、誰が倒すのか?無敗のまま王者でい続けるのか?しばらくはこの妄想を楽しみたいと思ってしまいます。

シェイドラエフ選手に誰が勝てるのか

オールラウンダーやグラップラータイプでは厳しそうです。

というのも、シェイドラエフ選手の強みはスタンドとグランド両方で仕留める力を持っている所であり、これは他のRIZINファイターにはありません。

  • 立ち技も寝技も対応できるオールラウンダー
  • 寝技に持ち込むための立ち技ができるグラップラー
  • 打撃とテイクダウンができるレスラー

今のRIZINでオールラウンダーやグラップラーと呼ばれる選手はこういうタイプであり、実力が拮抗している相手に対しては殺傷能力を持ったスタンドの武器を持っている選手がいません。

再戦の声が挙がっているクレベル選手も、グラップリング勝負であれば十分に勝機がありそうですが、今回のようにスタンドでダメージを受けてしまうと、グランドの展開になったとしても力が残っておらず、逆に極められてしまうと思います。

また、候補として挙がっているケラモフ選手はシェイドラエフ選手と同じような特徴を持った選手ですが、肝心のフィジカルが一段劣っていそうで、難しい勝負になりそうです。

ただ、一発の力やスピードに強みを持っているストライカーであれば、勝つ可能性はあると思っています!

久保選手が負けた時点で、テクニックに強みを持ったストライカーは厳しいと思いますが、平本選手やダウトベック選手、YA-MAN選手などは、まだ可能性がありそうです。

いずれも総合力で言うと話にならないという声が多数だと思いますが、対シェイドラエフだけを考えると、打撃勝負に徹することができ、相手を仕留める力を持っているため、望みはあると思います。

特に平本選手は、打撃の正確性とスピードはRIZIN1位とっても過言ではないため、持ち前のスピードでタックルを外すことができれば、勝機はあると思います。(シェイドラエフ選手が打撃に付き合わう前提にはなりますが、、、)

クレベル選手は打撃かタックルの強化を

クレベル選手の寝技は、分かっていても極められてしまうというものだったため、立ち技はストライカーともやり合える最低限のもので問題ありませんでした。

しかし、金原戦でも分かったように、寝技を怖がらず前に出てくる選手に対しては、今のクレベル選手の打撃ではどうしても圧力が不十分になってしまいます。

そのため、相手を倒すような一撃を手に入れ一段強い圧力を手にするか、自分から仕掛けてテイクダウンを奪えるようなタックルを身に着けるか、そのいずれかが必要になりそうです。

昔からRIZINを盛り上げてくれる好きな選手なので、より強くなった姿で帰ってきて欲しいです!

クレベルとシェイドラエフの試合後インタビュー

最後に、oriconの試合後インタビューご紹介します。

クレベル選手

シェイドラエフ選手

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この記事を書いた人

キックボクシング歴5年、プロライセンスも取得した元アマチュア選手です。
朝倉未来 vs 斎藤裕(第1戦)をきっかけに総合格闘技にハマり、RIZIN.25以降は全試合を欠かさず観ています!

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